映画【片腕マシンガール】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 片腕マシンガールがヤクザとか忍者と戦う話。

●感想

 いじめの現場に現れる片腕マシンガール。いじめっ子たちを殺していく。過去に戻って弟と2人で暮らしている主人公。弟はヤクザのボンボン息子からいじめを受けていてお金を恐喝されている。

 そしてお金を集められず姉に話を聞きに行こうとヤクザの息子が言い始めて主人公の弟がキレて立ち向かうけど逆にやられて殺されてしまう。主人公は自殺として処理されるのが納得できず、弟が残していた殺したいリストを発見してその名前の相手に話を聞きに行く。

 朝食のところに案内されるけど相手にされず逆に嘲笑されて戦いになって負傷しつつ家族を殺害する。ヤクザの家に乗り込んで戦うけどヤクザの親分にやられて捕まって片腕を斬られる。スキをついて逃走して、同じいじめられっ子で殺された遺族の工場の前で倒れる。

 腕を治療されて復活して遺族と訓練して強くなり片腕にマシンガンをつける。そこに忍者軍団がやてきて戦い、ヤクザの子分を捕まえて拷問してヤクザがお寺にいることを白状させて乗り込む。

 そして主人公に殺された遺族が立ち向かってきて傷つきながら戦って、ヤクザの親分も倒して息子とヤクザの姐さんにおっぱいドリルで苦戦するけど感電させてチェーンソーで頭を真っ二つにしてリベンジ終了。

 出だしから、学生をジェノサイドする主人公から笑えます。高校生たちのやられっぷりが笑えるか笑えないかで面白さが真っ二つにわかれる映画だと思います。顔とか身体が引きちぎれたり爆発したりしたりするのを愛でる作品です。

 幸せな日常が一転して弟が実は大物ヤクザの息子に殺されてしまうところから物語が動き始めますが。その殺される場面も、弟の友だちのお芝居が妙にのんきなもので笑ってしまいました。弟の死に納得できない主人公は、いじめっ子の家庭に乗り込みますがそこでいきなり殺し合いが始まったりとトンデモ描写が笑えます。

 ただ惜しむべきは、ボロボロにやられて片腕マシンガールとなった主人公ですが、忍者軍団と戦ったい遺族軍団と戦ったりと延々とこのテンションの戦いを見せられていくのはだんだんと飽きていってしまいました。敵を拷問して敵のアジトに乗り込んでのクライマックスはチト退屈になっていってしまいました。ひたすら、叫び声もうるさく感じてしまいました。

 とはいえ、トンデモ展開は笑えますし90分楽しめる映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2009/02/07 DVD 2022/11/26 Amazonプライム・ビデオ

監督井口昇 
特技監督西村喜廣 
脚本井口昇 
出演八代みなせ 
亜紗美 
西原信裕 
川村亮介 
石川ゆうや 
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