映画【The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 軍服を来た父親に抱かれている1人の少女、父親は車に乗って出勤する。その父親が銃撃されて暗殺される。その少女が大人になって後の民主運動家のアウンサンスーチーさんとなって家族と引き裂かれる軟禁状態にされる話。

●感想

 夫はイギリスにいて主人公はミャンマーで軟禁状態にされている。夫は病気で余命わずかと宣告されるけど、妻に伝えることができない。
 導入部からテンポよくシーンが転がって面白い序盤でした。その後も激動の人生が描かれて行って、その中で夫と妻、母と息子の家族の物語が展開していきます。
 英雄の父を持つ主人公を学者たちから慕われて、ミャンマーの政治の実情を目の当たりにして立ち上がろうとするけど、軍事政権の弾圧が強くなって行く。

 軟禁される主人公とイギリスにいる夫と息子たちが交互に描かれて、そこでの葛藤。そしてノーベル平和賞受賞や軟禁が解除される経緯を丁寧に描かれていて面白く見ることができました。
 英雄としての描かれと妻として母として涙する姿の方が多く描かれて、更にドラマとして厚みを増しているように思えました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2014/12/02 DVD

監督リュック・ベッソン 
脚本レベッカ・フレイン 
出演ミシェル・ヨー 
デヴィッド・シューリス 
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