映画【ゴッドファーザー 最終章 マイケル・コルレオーネの最期】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ゴッドファーザーが子供達のために表向きの仕事を頑張るけどなかなかうまくいかなかったり、バチカンが腐ってるのとか描いた話。

●感想

 バチカンの人が主人公のゴッドファーザーにお金の工面をお願いしているところから始まり、パーティーが行われていて登場人物の紹介が同時進行で描かれて1作目のような構成が楽しいです。

 主人公の子どもが大学卒業する前に歌手になってやると父親の言う事を聞かなかったり、父親の友人と話したり、主人公の兄の息子がマフィアと揉めてることが描かれます。

 その後、甥っ子がその揉めてる相手からの刺客に襲われたので主人公の命令を無視してリベンジしようとしたり、主人公と仲間たちがヘリコプターで襲撃されてピンチになったりと。様々な困難に直面します。主人公の娘と甥っ子が恋愛関係になってそれにも困る主人公。シチリアで過去を思い出しながらノスタルジアな気持ちになる主人公だったり。シチリアで殺し屋親子が動き回ったりもします。

 親心として良かれと思って行動するけれど、それがことごとく上手くいかないのが悲しい3部作の最後の作品で、クライマックスのオペラ会場での事件が起こっての主人公のマイケルの慟哭が涙なくしてはみられませんでした。

 それにしてもバチカンが本当に食えない存在として主人公が手を焼いて、ひたすら金の亡者として描いているのも凄い1作だと思いました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/05/31 Hulu

監督フランシス・フォード・コッポラ 
脚本マリオ・プーゾ 
フランシス・フォード・コッポラ 
出演アル・パチーノ 
アンディ・ガルシア 
ダイアン・キートン 
タリア・シャイア 
イーライ・ウォラック 
ジョー・マンティーニャ 
ブリジット・フォンダ 
ジョージ・ハミルトン 
リチャード・ブライト 
ヘルムート・バーガー 
ジョン・サヴェージ 
ヴィットリオ・デューゼ 
ソフィア・コッポラ 
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