映画【嗤う分身】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 イギリス映画だけど、どこが舞台なのかわからない異世界のような場所で気の弱い主人公が自分とは真逆の自分が目の前に現れて自分を追い詰めていく話。

●こんなお話

 冒頭の誰もいない電車に座ってると「ここは俺の席だ」と言ってくる男。顔は見えずに誰が何のために言ってるのかわからない。結局最後までわからず。
 電車を慌てて下りてヒロインを追いかけるけど、会社のパスをハプニングで落としてしまって散々な目に遭う主人公の出だし。

 暗い照明に独特の小道具や美術が印象的な映画でした。それを見るだけでも価値のある作品だと思います。
 話は気の弱い主人公が同僚のヒロインに恋をするけど、ある日突然自分の分身が目の前に現れて自分を乗っ取っていく。

 話が進むうちにどっちが本物でどっちが分身なのかわからなくなっていって、片方が傷つくと片方も傷つくらしい。そして片方が窓から飛び降りて、その時もう一人はベッドに手錠をつけられていて……。結果。。
 あの状況だと、窓から飛び降りたのが分身でベッドにいたのが本物なのか? だとしたら主人公散々な目に遭いすぎて辛いです。

 いきなりの昭和歌謡なんかもびっくりでした。

 エンタメとしては難しいけど、こういう作り手の頭の中どうなってるんだろう? と気になってしまう映画が作られるのは凄いと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/10/30 シネマート六本木

監督リチャード・アヨエイド 
脚本リチャード・アヨエイド 
アヴィ・コリン 
原作フョードル・ドストエフスキー
出演ジェシー・アイゼンバーグ 
ミア・ワシコウスカ 
ウォーレス・ショーン

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