映画【ソード・フィッシュ】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　凄腕のハッカーが物凄い髪型の悪人に強要されて銀行強盗する話。

●感想

　ジョン・トラボルタがカメラに向かって面白い映画の話をしていて、何のことだろうと思ってると、カメラが切り替わると特殊部隊に銃を向けられていて銀行強盗の最中で、爆弾の爆発をスローで見せるという冒頭のツカミはバッチリでした。
　そこからハッカーの主人公が銀行強盗の計画を持ちかけられて、ほとんど無理やり参加させられていく。悪役であるトラボルタ演じる男が何を考えているのかわからなくて、彼の手のひらの上で転がされているかのような展開でどういう方向に行くのかわからない面白さでした。

　ただ彼の計画が明らかになるにつれ、何でこんな回りくどいやりかたをするのかわからなかったです。
　主人公ほどのハッカーを使ってやる計画なのに直接銀行襲撃する必要あったのか謎でした。そしてバスを宙吊りにしての逃亡も警察の追っ手によりピンチになるわけではなく、悪役たちが自ら宙ぶらりんになってワーワー大騒ぎになるのとかコメディかな?　と思いながら見てました。
　主人公が途中で悪役の死体を見つけたり、主人公がロケットランチャーを撃ちこんで悪役が死んだことになって偽装を行いますが。そこまで悪役は考えて計画を行ったのかと考えると凄いです。怒りにまかせてロケットランチャーを撃ちこむことまで計算してたのだろうか。

　映像カッコいいし何で銀行強盗したのかとかよくわからないけど、勢いあって面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/04/05　Hulu