●こんなお話
アメリカの刑事さんとタイの刑事さんが人身売買組織と戦う話。
●感想
ドルフ・ラングレンさんとトニー・ジャーさんというアクションスターが共演というだけでアクションスターファンを取り込んでしまうというブランド力の映画で、さすがのアクションスターだけあって迫力ある映画で楽しめました。逆を言えばこの人たちに何の興味もないとキツい90分になる映画でもあると思います。
他にもロン・パールマンさん、ピーター・ウェラーさん、ケイリー・ヒロユキ・タガワさんと映画ファンならテンションのあがる配役でそれだけで満足感を得られました。
中盤でのドルフ・ラングレンさんとトニ・ジャーさんのバイクと走りによるチェイスとか直接対決がなかなか長い時間とってあって迫力あるものでした。あと注目したのは内通しているアメリカの黒人の刑事さんの動きが綺麗で思いのほか強いのが笑えてかっこよかったです。
人身売買組織のボスの息子を射殺した主人公が案の定、返り討ちに遭って妻を殺され娘が誘拐されたらしいと復讐するためにボスがいるタイへと渡って、警察に追われながらタイの刑事と共闘して戦うことにある。
話の流れはテンプレ通りで面白味とかはあまりないのが残念でした。悪役が人身売買組織で社会問題を描いてるのとかが、この手のジャンル映画では珍しいかなと思うくらいでした。
アメリカの刑事が濡れ衣を着せられてタイの刑事から追われますが、簡単に主人公が濡れ衣だったとわかってタイの刑事さんは簡単に主人公の味方になっちゃったり。テンポがよすぎて驚いてしまうところもありましたが、物語の突っ込みどころとかを気にする前にアクションシーンの迫力で忘れてしまうので勢いがあって楽しく見ることのできる映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2015/11/07 DVD
リンク
監督 | エカチャイ・ウアクロンタム |
---|---|
脚本 | ドルフ・ラングレン |
ガブリエル・ダウリック | |
スティーヴン・エルダー |
出演 | ドルフ・ラングレン |
---|---|
トニー・ジャー | |
ロン・パールマン | |
マイケル・J・ホワイト | |
ピーター・ウェラー |