映画【恐怖のメロディ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 DJがストーカーによる恐怖体験の話。

●感想

 ストーカーという言葉自体なかった時代に、ここまで狂気的な女性を描けてるのが凄いです。しかも、よかったのは最初はとても魅力的な女性で描いていて。しだいに口の悪い女性だとわかって、勝手に彼女っぽい行動していって。しだいに主人公の周りの人物に危害を加えていって……。という流れは丁寧に描けていてよかったです。

 ただ、ストーカーが凶暴化した後のシーンで。彼女と森の中でのベッドシーンがやたら長く入っていたり。音楽フェスの映像が、何故か知らないけど長く入ったり。本当に物語に必要なシーンなの? という映像が多くてちょいダレました。

 クライマックスの戦いも、単なる男と女の殴り合いになってしまって。そりゃ、イーストウッドのパンチには誰も勝てないわ。という気持ちになって興ざめしてしまいました。
 それにストーカーは、殺人未遂まで犯して療養所送りになっているのに。クライマックス前に簡単に釈放されたり。物語を展開させるために、強引に流れを作ったりしてたのが残念でした。

 とはいえ、時代の古さを感じさせずに。面白くみれるサイコな映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/03/12 DVD

監督クリント・イーストウッド 
脚本ディーン・リーズナー 
ジョー・ヘイムズ 
原作ジョー・ヘイムズ 
出演クリント・イーストウッド 
ジェシカ・ウォルター 
ドナ・ミルズ 
ジョン・ラーチ 
ジャック・ギンク 
アイリーン・ハーヴェイ 
ジェームズ・マッキーチン 
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