映画【ピノキオ(1940)】感想(ネタバレ)

pinocchio
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●こんなお話

 子どもがいない老人が作った木の人形に命が吹きこまれて人生を学んでいく話。

●感想

 ディズニー映画にとって当たり前ですが、1940年公開年にして映像が絵画のような美しさや動きの流麗さは素晴らしくて映像を見ているだけでもうっとりしてしまう作品でした。100分間どのカットも綺麗ですが、個人的にピノキオとジムニー・クリケットがゼベットさんを探すために海中を歩く表現で海の生き物たちとともにクジラのもとへ行くのとか最高です。

 ブルーフェアリーの力によって動き出したピノキオがコオロギが良心となって善人になるために生きようとするけれど、悪いキツネやネコが騙して悪い人間のもとへ連れて行ってピノキオを誘惑していくという。最初のサーカスとして見世物になるとかまでは面白く見れましたが、次に行く悪いことが何でも許される島で拉致されて他の子どもたちと一緒にタバコ吸ったりして暴れまわってあと、子どもたちがロバに変化していくとかもはやホラー描写としてめちゃくちゃ怖かったです。ピノキオは脱出しましたが、他の子どもたちの行く末を心配してしまいました。

 最初に捕まったピノキオが脱出できたり復活したりとピンチのたびにブルーフェアリーの力で何とかなるとかゼベットさんの行方が空から手紙が降ってきてクジラに飲まれたと判明するところとかストーリーの展開の仕方が突拍子なかったり説教くさい感じがするとかしなくもないですが、やっぱり主題歌の星に願いをが最高の映画でした。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2020/12・12 DVD

監督ベン・シャープスティーン 
ハミルトン・S・ラスク 
脚本テッド・シアーズ 
オットー・イングランダー 
ウェブ・スミス 
ウィリアム・コトレル 
ジョセフ・サボ 
アードマン・ペナー 
オーレリアス・バターリア 
原作カルロ・コロディ 
製作ウォルト・ディズニー 
出演(声)ディッキー・ジョーンズ 
クリフ・エドワーズ 
クリスチャン・ラブ 
イヴリン・ヴェナブル 
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