映画【小野寺の弟・小野寺の姉】感想(ネタバレ)

Onodera no otôto, Onodera no ane
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●こんなお話

 仲のいい姉と弟が同居していて、それぞれ悩みを抱えながら生きていく話。

●感想

 向井理さんが弟で片桐はいりさんがお姉さんでお互いいい歳だけど、同居して仲良く暮らしている。
 片桐はいりさんのキャラクター性で見せていったら嫌だなと思ってたら、クスクスと笑える展開やアットホームな感じが見てて心地いい映画でした。

 仲良く暮らしている2人ですが、映画が始まる前の弟は失恋していたり姉を怪我させてしまったりを負い目に感じていて、それを乗り越えていく物語。
 お姉さんもお姉さんで悩みを持ちながらも生活していく。そんな2人に弟には絵本作家が姉には職場に来る営業マンが現れて……。その2人に対して展開していきながら、過去の出来事の傷を突破していく。

 ただ盛り上がっていかなくてはいけないのに、淡々と進んで行ってしまってコミカルな描写で押し進めしまうのが残念でした。
 そのためラストの2人の結末はもう少し心が動かされると思いましたが、そこまでではなかったです。

 大きなうねりもなく小さい姉弟の恋と失恋を描いてるだけで派手な展開ではないですが、気の利いた台詞とかで見せる面白い映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/11/08  イオンシネマ新百合ヶ丘

監督西田征史 
脚本西田征史 
原作西田征史
出演向井理 
片桐はいり 
山本美月 
ムロツヨシ 
寿美菜子 
木場勝己 
麻生久美子 
大森南朋 
及川光博 

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