映画【少年と自転車】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 父親を探す少年の話。

●感想

 主人公の少年は実の父親に施設に預けられたらしい。それで父親に会いに施設を抜け出したりしますが、ここで施設の人や周りの大人たちは迷惑このうえない行動をとります。確かに父親がいなくて不安でヒステリーになったりする気持ちもわからなくはないです、それは辛いでしょう。でも、それでも悲しいけど現実を受け止めて生きていかなくてはいけないというのを誰かが教えないといけないはずなのに。この映画では、ひたすら甘やかすだけ。それがこの主人公のためになるんでしょうか? はては、バットで人を殴る事件まで起こしてしまったりして見ていられないです。

 里親になる女性もいきなり「週末だけでも里親になってよ」と少年に言われてなってしまうから凄いです。ヨーロッパの制度がどうなっているのかわかりませんが、そんな簡単に里親になれるものなんだと驚きです。その女性の気持ちも理解できなくて、少年のために彼氏とも別れてしまうってのが、一体少年に対していつそこまでの愛情を持つようになったのかが描かれないために見ていて辛いものがありました。

 最初から最後まで自分中心の考えの少年に対してもう少し罰なりを与えてほしい映画でした。

☆☆

鑑賞日:2012/10/14 DVD

監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ 
リュック・ダルデンヌ 
脚本ジャン=ピエール・ダルデンヌ 
リュック・ダルデンヌ 
出演セシル・ドゥ・フランス 
トマ・ドレ 
ジェレミー・レニエ 
ファブリツィオ・ロンジョーネ 
エゴン・ディ・マテオ 
オリヴィエ・グルメ 

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