映画【恋する寄生虫】感想

koi-kiseichu☆☆
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●こんなお話

 潔癖症の男性と視線恐怖症の女性が人の命令で強制的に出会うけど次第に好きになっていく話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 主人公2人の自己紹介のダイジェスト映像から始まり、男性のほうは子どものときに目の前で両親が自殺しているのを目撃して祖母に育てられて極度の潔癖症で学校とかでもいじめられたり、街に出てもすべてが汚く見えて倒れたり。女性の方も母親が自殺して、他人の視線が怖く感じてしまう視線恐怖症らしい。

 ここの紹介の映像はCGを多用して主人公たちの心象風景を極端にこう見えていると観客にも見せる演出は面白かったです。

 その後、主人公の男性の家に知らない男性が勝手に入って「子供の相手をしてくれ」と命令される。その男性はなぜか主人公の個人情報をすべて知っているらしい。約束の場所に行くと主人公同士の出会いがあり、脅迫する男性の命令があったりして2人が同じ時間を過ごすうちに、次第に好意を持っていてく。

 ここからお互い潔癖症とか視線恐怖症が治っていって思いを深めていくというのは、スローでオシャレな映像とオシャレな音楽でミュージックビデオみたいなのはオシャレだなーと愛でる時間でした。

 それよりも主人公は料理が食べられなくて吐いてしまいますが、過去の話として昔恋人の手料理を吐いてしまった。という傷ついたエピソードを話しますが、普通に恋人がいたのかという。そこに至るまでに潔癖症のことはその恋人は知らなかったのだろうかと疑問のエピソードでした。

 そして主人公たちのエピソードの合間に脅迫していた男性とヒロインの祖父がお医者さんで2人を観察しているらしいということがわかっていきます。

 そこからまさかの本当に寄生虫の話になっていくのは急展開な話のシフトチェンジで驚きました。ヒロインの頭に寄生虫がいて、その寄生虫が相手に好意を持つように誘導しているという説明があり。手術をして取り除けるけど、すると好きという気持ちがなくなってしまうので、さあどういう選択をするのかという。手術を拒むと寄生虫が卵だかを産んで、宿主は発狂して自殺してしまうという。しかも男性の方にも寄生虫がいるらしく、寄生虫同士が近づくと成長して成長しないと手術ができないため、医者が主人公同士を近づけた。とかが事実が判明していく。社会不適合者のほとんどが寄生虫によるものらしいとかの説明があったり。

 正直、主人公同士の心の交流とか好意を持っていく過程みたいなものは伝わってこず、何をそんなに悩んでいるのかと感じてしまう100分間でした。それよりもマジックアワーの時間にスローモーションで主人公たちが自転車2人乗りとかクリスマスな街とかを見られればいいのかと見た目重視で面白さが感じられなかったです。

 結局、寄生虫をとる手術って何? 手術をした結果、主人公たちの病気は治って好意という気持ちに特に変化はなかったの? 井浦新さんはどうして主人公の家に不法侵入して主人公の個人情報を知っていたの? とか一体何にそこまで悩んでいたのかとか。そもそもそんな寄生虫って何? など物語のリアリティについて考えてしまって入り込めない映画でした。オシャレな音楽とかがこの設定に全くあっていないかみ合っていなくて、そもそもの方向性がわかりにくく企画会議でどこに向けて作ったのか知りたくなる映画でした。

☆☆

鑑賞日:2021/12/01 シネマサンシャイン平和島

監督柿本ケンサク 
脚本山室有紀子 
原案三秋縋
出演林遣都 
小松菜奈 
井浦新 
石橋凌 
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