映画【カイト/KITE】感想(ネタバレ)

kite
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●こんなお話

 少女売買組織を壊滅させようとする少女の話。

●感想

 近未来の世界で、赤い髪の少女が極悪なおじさんたちを倒していくという設定がかっこよかったです。少女が銃を撃つと撃たれた人の頭が爆発したりするゴア描写もよかったです。

 ただジャンル映画としてはイマイチ盛り上がりに欠ける映画でした。主人公のアクションも妙にモッサリしていて迫力不足だし。主人公の両親を殺した相手を探していますが、中盤でその人に出会いますが、憎き相手のわりに小者感いっぱいで絶対黒幕いる感満載なのが痛いです。クライマックスでも決戦とかも特になく、しれっと終わってしまうのもグッタリでした。黒幕が出てきても、冒頭で主人公がクスリの影響でジャンキーになってしまって両親の記憶もなくなっている。ということで、誰がクスリを与えているのか? ということでバレてるのではなかろうか? と思ってしまいます。

 ストーリーもアクションも新鮮味がなくどれもがパワーダウンしている感じなので90分が長く感じてしまう映画でした。

☆☆

鑑賞日: 2015/10/02 Blu-ray

監督ラルフ・ジマン 
脚本ブライアン・コックス 
原作梅津泰臣 
出演インディア・アイズリー 
サミュエル・L・ジャクソン 
カラン・マッコーリフ 
ジャコ・ミュラー 
アナベル・リンダー 
クリスティナ・ストーム 
デオン・ロッツ 
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