映画【パンズ・ラビリンス】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 スペイン内戦中の女の子の現実から逃れたいとファンタジーの世界に逃げこむ話。

●感想

 なんといっても撮影技術やメイクアップ、美術の力が凄くてその映像を見るだけで満足の1本でした。キーとなる神様のパン様の造形からして素晴らしかったり、カタイ役の義父の頬を自ら針で治療するシーンとか絶対痛いです。

 ファンタジー世界も描いていますが、基本は戦争映画となっていてスパイあり拷問ありとガッツリと見ていて辛い人間って何やっているんだろう? と悲しくなること間違いないです。
 空想の世界も主人公には辛い試練ばかりでこれまたかなりどんよりとさせてくれる内容でした。

 ただ前半から中盤までゆっくりと話が進んでいるのに、途中からバタバタと話が進むのが世界観を楽しんでるところ慌ててオチへと向かってしまう印象でした。

 とはいえ、とてもよくできたダークファンタジーだと思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2009/01/10 DVD  2015/09/10 NETFLIX

監督ギレルモ・デル・トロ 
脚本ギレルモ・デル・トロ 
出演セルジ・ロペス 
マリベル・ベルドゥー 
イバナ・バケロ 
ダグ・ジョーンズ 
アリアドナ・ヒル 
アレックス・アングロ 
ロジャー・カサメジャー 
フレデリコ・ルビ 
マヌエル・ソロ 
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