映画【スイング・ステート】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　民主党の選挙参謀がウィスコンシン州の町長選へ参加して大騒ぎの田舎町の話。

●感想

　トランプとヒラリーの大統領選の対決のモンタージュから始まって、勝利の予定だった民主党の選挙参謀の主人公の事務所でyoutubeでウィスコンシン州の町議会で町長に意見を述べてるのを見て彼こそが民主党候補だと確信する主人公。

　その町は典型的なアメリカの田舎町で独特のカルチャーがあって戸惑う主人公ですが、町長候補として立候補するように説得して選挙活動を始める。現町長のほうも主人公たちを脅威を感じたのかライバルの共和党の選挙参謀がやってきて資金を投入して対抗してくる。

　お互い罵倒しながら富豪から資金集めをしたり年齢や人種に効果的なパンフを作って投函したりして支持を広げていく。そして投票日当日だけど、どうやら誰も町民は投票しない。町民みんなが喜んでいて、おかしいぞとなる主人公。

　すべては町民たちが仕組んだ作戦でyoutubeもバズるように考えられていて主人公たちがやってきて資金を投入して町が潤うという事やりたかったことが判明して、まんまと主人公たちがしてやられたという。

　コメディ映画なので、wifiがないので学校の駐車場で作業したり脳卒中の大富豪から資金を得ようとしてやってくるのがロボコップみたいな意識のないおじいちゃんとかその場その場で笑えるものでよかったです。そしてアメリカの民主主義や選挙などを茶化して俯瞰してみられる1本でよかったです。

☆☆☆

鑑賞日:2022/07/08　Amazonプライム・ビデオ