●こんなお話
新興宗教団体の教祖が事故をきっかけにもろもろある話。
●感想
新興宗教団体の教祖様と教祖を守るボディーガード。冒頭で、教祖様は交通事故を起こしていて、そのドライブで一緒になった女性は死亡してしまう。
その女性との出会い、ドライブ、車中で何があったのかというのを回想で小出しにしていきます。
この女性、教祖の命を狙っていたのというのはわかりますが。拳銃を持っていましたが、その拳銃はどこで入手したのか? 彼女は殺し屋なのか? パッと見、普通の女の子なのによくわかりませんでした。
沖縄で教祖と家族の関係性が描かれます。ヒステリックな姉がいて、おネエのお兄さん。そして母親は宗教団体を辞めようとする教祖を殺そうとボディーガードに依頼します。この家族の描かれ方は、全員ぶっ飛んでいて面白いとは思います。
そしてボディーガード同士銃撃戦とかが描かれますが、めっちゃ至近距離なのに当たらないです。プロなのかな? と疑問に思いますが、実際の銃撃戦はなかなか当たらないというのを描いているのかな? と思いましたが、撃ってる人たちはみんなカッコよく撃ってるのに当たらないのが逆にかっこ悪かったです。
教祖は詐欺師なんだなと思っていましたが、銃弾が当たらないということが能力的なものなのかと思ってたら、簡単に最後……。
ボディーガード目線の序盤のナレーションとかも必要だったのか謎です。教祖に何かあったときは訴えるとかって言ってたけど、自分たちが銃撃戦してるのに訴えられるんじゃないのかなとも思ってしまいました。
役者さんたちや沖縄の映像が魅力だっただけに、何だかよくわからない映画で残念でした。
☆☆
鑑賞日:2013/04/20 シネマライズ
リンク
監督 | 豊田利晃 |
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脚本 | 豊田利晃 |
出演 | 藤原竜也 |
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松田龍平 | |
水原希子 | |
仲野茂 | |
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板尾創路 | |
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