映画【I am ICHIHASHI 逮捕されるまで】感想(ネタバレ)

I am ICHIHASHI
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●こんなお話

 英国人を殺害して、2年以上逃走生活した市橋達也の逃亡を描いた話。

●感想

 事件が比較的最近で記憶に新しい事件で許すことのできない犯人ですが、映画としては犯人の逃走が具体的に描かれるわけでもなく。フードをかぶって歩いているか、もう1人の自分にインタビューされる形で言い訳をするという構成で退屈でした。
 自分でハサミで唇を切ったり目を背けてしまうようなショッキングなカットはよかったですが。どうお金を稼いで、どうやって生活していたのか。指名手配のプレッシャーみたいなのは感じなかったのか? どんな人間でどんな気持ちだったのかというのを描いて、その逃亡生活で人と出会ったりしていく形にしてくれないと、80分の短さでもかなり辛かったです。

 淡泊な映像が続いていくので、もっと踏み込むか。事実をできるだけ忠実に再現してリアリティにするかにしないといけないと思いました。
 なぜ、このような人間になって。なぜ、殺人事件を起こして。なぜ、逃走して。逃走しているときはどういう気持ちだったのか。逮捕されてどういう気持ちだったのか。
 内面が描けないなら、外堀を徹底的にリアルに描いて欲しかったです。

 もう1人の自分に言い訳をするくだりも、そうだろうな。と思える誰しもが考える言い訳で面白味もなくて残念でした。
 特にあたりさわりもない映画に仕上がってしまって残念でした。それでいてロードムービーとしても退屈でした。

鑑賞日:2014/04/09 DVD

監督ディーン・フジオカ 
脚本湯浅弘章 
原作市橋達也
出演ディーン・フジオカ 
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