映画【ガンパウダー・ミルクシェイク】感想(ネタバレ)

Gunpowder-Milkshake
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●こんなお話

 殺し屋が仕事でトラブって暗殺組織や犯罪組織から狙われる話。

●感想

 主人公のモノローグとともにある部屋で男たちが乱入してきて銃を構えるところから始まり、15年前に時間が戻って少女時代の主人公がダイナーで待ちぼうけ。3時間の遅刻で母親がやってきて会話して母親が席を立つと男がやってきて銃を突きつけてくる。背後から母親がその男を射殺して、そのままどこかへ行ってしまう。

 現在、主人公がファームという暗殺組織に属していて仕事が今日も受ける。組織の金を盗んだ男から金を奪い返す仕事。その仕事をするけれど、金を盗んだ男は娘が誘拐されたので身代金として必要だったとわかる。瀕死の男性を知り合いの医者に預けて、主人公は娘をレスキューするための取引の場所へ行ったり組織から送られた3人組とかと戦ったり。

 誘拐された娘を父親の元へ返すけど、父親はもう死んでいてしかも医者が裏切って組織の追手がまたきて対決したり、主人公が冒頭で殺したのは犯罪組織のボスの息子で、そのリベンジに燃える犯罪組織と対立を収束しようと暗殺組織が主人公の居場所を売って、犯罪組織からの追手がきてカーチェイスしたり。

 行方不明の母親と再会して、武器がある図書館で母親の知り合いたちとも会って追手が来たのでみんなで迎撃。娘さんが誘拐されたので、解放のために主人公が乗り込んでいっての最後の銃撃戦という。

 ネオンがカラフルで見ているだけで楽しい気持ちになる映像でした。両手が動けない中、子供にハンドルを操作して主人公がアクセルブレーキを担当という共同作業のカーチェイスとかは面白かったです。

 ただ肝心のアクションも楽しめたのはそこくらいで、ネオンがかっこいいボウリング場での格闘とか病院での両手が麻酔でナイフと銃を手に固定して戦うアクションだったり。クライマックス前の図書館での軍隊みたいな敵との銃撃戦や殴り合いとかも面白さを感じることができないアクションシーンの連続で見せ場としては残念な出来でした。ダイナーでの犯罪組織との決戦もしてやった感とかも特になく、スローモーションでゆっくりと見せてくれますが面白さはなく。

 お話もちょっと鈍重で主人公と母親との関係、主人公と誘拐された娘との関係、図書館の仲間たちとの関係、暗殺組織との関係。あいまに犯罪組織が息子を殺されて復讐に燃えるとかも描かれますが、どれも興味が持てる見せ方ではなかったです。

 ダイナーでいちいち銃を回収するわりにはすぐに暴力が発動しているので何の意味があるのだろう? と感じたり。図書館の仲間たちがいったんは避難しようと考えてたのにモニターを見てやっぱり引き返そうとなったり。どういう意味があるのだろう? と考えこんでしまってストーリーに入り込めなかったりする映画でした。

☆☆

鑑賞日:2022/04/20 TOHOシネマズシャンテ

監督ナヴォット・パプシャド 
脚本ナヴォット・パプシャド 
エフド・ラフスキー 
出演カレン・ギラン 
レナ・ヘディ 
カーラ・グギーノ 
クロエ・コールマン 
アダム・ナガイティス 
ミシェル・ヨー 
アン ジェラ・バセット 
ポール・ジアマッティ 
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