映画【青春☆金属バット】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 青年の恋とかもろもろの話。

●感想

 高校時代、万年補欠の野球部員の主人公が自称ベーブルースの息子というオジサンにアドバイスされて、究極のスイングを目指して延々と素振りをしている。一方、高校時代のエースだったけど肘を壊して今は警官になっているけど、これがなかなかの不良警官。
 10年間夢を追い続けている男と10年前に夢を諦めた男の対比。そこに酒乱で巨乳の女が現れて、その女の影響で強盗をするハメになっていく。

 リアリティという面ではありえない展開が続いて突っ込みたくなりますが、スローなテンポに無軌道ですべてが過去に憑りつかれて投げやりになっている男たちを見守りたくなる映画でした。

 ただ溜まりに溜まった思いを暴走させていきますが、その思いの爆発とは違って映画自体はのんびりだし、3球勝負で終わりって肩すかし感いっぱいでした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/09/17 DVD

監督熊切和嘉 
脚本宇治田隆史 
原作古泉智浩 
出演竹原ピストル 
安藤政信 
坂井真紀 
上地雄輔 
佐藤めぐみ 
江口のりこ 
若松孝二 
寺島進 
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