映画【摩天楼を夢みて】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ニューヨークの不動産セールスマンの地獄の仕事の日々の話。

●感想

 ジャック・レモン、アル・パチーノ、エド・ハリス、アラン・ラーキン、ケヴィン・スペイシー、ジョナサン・プライスなど豪華キャストが同じ画面に映っているだけで大満足の1本でした。もとが舞台のため、画面としてはそこまで動きがないですが、役者さんたちのセリフ量の多さでその場その場でマウントを取り合うパワーゲームを堪能できました。

 それぞれが全員が嘘を当たり前につくので誰も信用できない胡散臭さが楽しかったです。ジャック・レモンの老ビジネスマンの悲哀ったらなくて、何とかネタを集めて契約が取れたと思ったら、自分の立場が危うくなって最後の涙を目にためて…な最後のお芝居とかかわいそうすぎて同情の涙すらありました。アル・パチーノ演じる1番のやり手セールスマンも客に対するセールストークと仲間に対するセールストークが全く一緒で怖すぎるキャラクターでした。エド・ハリスの同僚に盗みを働くように話すのも胡散臭すぎて最高でした。

 100分間あっという間の映画でしたが、上映時間が短すぎるのが欠点でこの内容だったら3時間くらいあってもよかったのではないかと個人的には思う作品でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2019/12/23 DVD

監督ジェームズ・フォーリー 
脚本デイヴィッド・マメット 
原作デイヴィッド・マメット 
出演アル・パチーノ 
ジャック・レモン 
アレック・ボールドウィン 
エド・ハリス 
アラン・アーキン 
ケヴィン・スペイシー 
ジョナサン・プライス
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