映画【GANTZ PERFECT ANSWER】感想(ネタバレ)

Gantz: Perfect Answer (2011)
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●こんなお話

 謎の星人と戦う話。

●感想

 アクションシーンの迫力たるや壮絶で、電車の中での狭い空間での剣撃シーンなんかは。とても工夫されているもので、面白かったです。主人公の二宮さんと松ケンさんタッグで星人と戦うアクションなんかも、めちゃ興奮してみてしまいました。アクションの組み立てやワイヤーワークやCGが、バランスよく組み合わせられて素晴らしかったです。

 ただ、チト、ずっと戦っているので段々とテンション下がってしまいました。140分もある時間のうち、3分の1は戦っている印象でした。しかも、銃の装備もしているのに、みんな何故か刀でしか戦わないのが疑問でした。

 長いこと戦っているわりには、キャラクターの描かれ方は不足していて。ある事情で敵味方になって戦うことになる人間たちですが、どうして味方になるのか敵になるのか? 行動の動機がよくわかりませんでした。

 それに、謎を散りばめていくストーリーで。結局、何が「PERFECT ANSWER」なのかが。ボクには、理解できなかったです。GANTZとは? 星人とは? 一体なんだったのか教えてもらいたかったです。

 山田孝之さん演じる公安の方も、謎を追いかける役割で序盤は登場していましたが。中盤から、どこか消えてしまって。一体、何がしたかったのかわかりませんでした。無駄に上映時間を長くしてしまっているだけのキャラクターに見えてしまいました。本郷秦多さんなんか、何のために甦ったのが理解できませんでした。退場の仕方は、失笑してしまいました。

 とはいえ、やはりアクションシーンの迫力は素晴らしく。興奮できる素晴らしいアクション映画だと思いました。

☆☆☆

鑑賞日:2011/11/16 Blu-ray

監督佐藤信介 
アクション監督下村勇二 
特撮監督/特技監督神谷誠 
脚本渡辺雄介
出演二宮和也 
松山ケンイチ 
吉高由里子 
本郷奏多 
夏菜 
伊藤歩 
田口トモロヲ 
山田孝之 
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