映画【エグゼクティブ・デシジョン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 400名を乗せたジャンボ機がテロリストに乗っ取られて特殊部隊が潜入するけど案の定うまいこといかないトラブルの連続の130分の話。

●感想

 神経ガスが盗まれてジャンボ機をハイジャックしてアメリカを攻撃しようとするテロリストたちにステルス機でジャンボと接続して俺たちのスティーブン・セガール隊長率いる特殊部隊が乗り込む。セガールがいるから大丈夫っしょ。と思ってたら乗り込みに失敗して数名の特殊部隊と実戦経験のない主人公とエンジニアだけ。しかも爆弾解除の専門家が速攻で脊椎損傷みたいになって動けなくなるっつう困難の連続。
 次から次に障害が発生してかくれんぼしながらテロリストと戦う緊張感は見ててハラハラドキドキするもので楽しめました。突破の方法も結構無茶な感じいっぱいですが、面白いから許せちゃいます。
 カメラで中の様子を窺ってCAさんを味方につけて情報を得ようとするサスペンスや、爆弾解除のサスペンスだったり、米軍に撃墜されないように外に情報を発信しようと頑張ったり、いろいろ主人公たちを追い詰める設定の上手さ。秘密の爆破係の見つけ方とか無茶苦茶すぎな気もしたりしましたが、いいのかな。
 あとは特撮の迫力も凄くてよかったと思います。着陸しようとする飛行機とか凄かったです。

 ただ結果、結構な死傷者が出てるのに最後は主人公とヒロインが「コーヒー飲みにこうぜ」とナンパな事をしてるのがアメリカンで凄かったです。航空機の外に吹っ飛ばされた乗客たちに哀悼の意をささげる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2014/08/16 Blu-ray

監督スチュワート・ベアード 
脚本ジム・トーマス 
ジョン・トーマス 
出演カート・ラッセル 
ハル・ベリー 
ジョン・レグイザモ 
オリヴァー・プラット 
ジョー・モートン 
デイヴィッド・スーシェ 
B・D・ウォン 
J・T・ウォルシュ 
スティーヴン・セガール 
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