映画【EAST MEETS WEST】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 アメリカへ向かう日本の使節団の1人がアメリカでお金盗まれちったんで、強盗団を追いかける侍と忍者の話。

●感想

 岡本喜八監督らしいテンポのよさはなくなってしまって、だいぶマッタリした映画になっていました。侍と現地の少年との友情ものとしてもだいぶ薄いし、それよりも竹中直人さん演じる忍者が真田広之さん演じる侍を追いかけますが。竹中さんのお芝居はコントのようなお芝居をやるのでなかなかのテンションで見てるこちらはグッタリでした。しかもそれが結構長くて、話の本筋がどこにあるのかがボケてしまいました。アメリカ人たちのお芝居もかなり安っぽくてカタキ役となる強盗団だったり、若者たちだったりの描き分けがあまりできていないように思えました。

 竹中直人さんのギャグお芝居がずっと続いているのかと思いきや、途中で真田さんが出てきてかっこいい殺陣をするというのの繰り返しのような感じで全体的に乗り切れませんでした。

 刀VS拳銃という面白い設定なのにそこらへんもかっこよく撮れていないし、アメリカの少年がちょっと訓練したら簡単に剣の達人になってしまったりして、ついていけない映画でもありました。

☆☆

鑑賞日: 2015/10/06 Hulu

監督岡本喜八 
脚本岡本喜八 
出演真田広之 
岸部一徳 
竹中直人 
スコット・バッチッチャ 
アンジェリック・ローム 
ジェイ・カー 
リチャード・ネイソン 
仲代達矢 
高橋悦史 
橋爪淳 
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