映画【映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)】感想(ネタバレ)

doraeiga2015
スポンサーリンク

●こんなお話

 のび太たちをヒーローだと勘違いして資源を奪われる星の危機を救おうとする話。

●感想

 テレビでやってるヒーロー番組に夢中のみんな。のび太がジャイアンやしずかちゃんを訪ねてもどこにもいない。裏山に行くとスネ夫のカメラを使ってみんながヒーロー番組の真似をして撮影をしている。そこにドラえもんも加わってロボットの映画監督を出して撮影をする。それを近くに墜落した宇宙船から出てきた宇宙人の保安官が目撃してドラえもんたちを本物のヒーローだと思って主人公たちに自分の星の危機を話して宇宙に来てもらう。

 ボックル星というところに企業が娯楽施設を作って民衆がみんな夢中になっているけど、保安官はそれには裏があると読んで議員とかに訴えても伝わらないなどなど。そしてそこの星にたどり着いて、無人の遊園地で遊んでいたら警備員と戦うことになって、そこでのび太たちは撮影ではなく本物の危機だと気づくけど保安官のために頑張る決意をする。

 そして偵察行ってのび太は警備員と揉めて井戸みたいなところに落ちたり、ジャイアンとスネ夫は捕まって、捕まったみんなを助けるためにドラえもんとしずかちゃんがモグラの手袋で地下にとじこめられたみんなを救って、のび太が瞬間移動のベルトで敵の親玉の宇宙船に行ってボスをやっつける。そして星の危機を救って民衆から感謝されるドラえもんたちという。

 のび太たちのヒーロー映画の撮影を目撃したボックル星の保安官が自分たちの星の危機を訴えてのび太たちが撮影だと勘違いして本物の冒険にでかけるというツカミは面白かったです。ただ結構全体的にドラマ的な盛り上がりはアクションの見せ場としての盛り上がりは軽くて、のび太たちが撮影だと最初は思っていたのが、これは撮影ではなく本物だと気づいて帰ろうとスネ夫が訴えてもすぐに気持ちを変化させて星の危機に立ち向かう決心とか何の葛藤もなかったり。さらに敵の幹部3人組との直接対決もしずかちゃんのお水ビームやジャイアンの母ちゃんとのパンチで一撃でやっつけてしまったり、さらには大ボスに対してのび太があやとりで苦戦していたら普通にやっつけてしまったりとあまりにも盛り上がりに欠けるアクションでした。

☆☆

鑑賞日:2022/08/11 Amazonプライム・ビデオ

監督大杉宜弘 
演出酒井和男 
脚本清水東 
原作藤子・F・不二雄
出演(声)水田わさび 
大原めぐみ 
かかずゆみ 
木村昂 
関智一 
井上麻里奈 
能登麻美子 
田中裕二(爆笑問題)
観月ありさ 
市村正親 
タイトルとURLをコピーしました