映画【ドント・ハングアップ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 迷惑系ユーチューバーみたいな主人公たちが悪戯を仕掛けた相手に逆にリベンジされる話。

●感想

 夜寝ている女性が電話がかかってきて起こされる。相手は警察を名乗って、女性は夫は不在で娘は自分の部屋で寝ていると話すとその部屋から出ないようにと警察は言う。容疑者が家に侵入しているので、これから突入すると電話越しに話される。そして警察は娘さんがやられたと話し、パニックになる女性。電話越しの相手は「いたずらでしたー」と若者たちがドッキリを仕掛けてそれをネットにアップすることが紹介されていきます。

 ひたすら因果応報を受けないかなと思う主人公たちの悪行が前半で描かれて、憎さ100倍のキャラクターでした。主人公の1人は彼女と別れる別れないで悩んでいたりしつつ、友達が訪ねてくる。2人でいつも通りいたずら電話をしようとなって、いつも通りいろんな人にいたずら電話をして迷惑かけまくる。そして主人公が好きなヒロインのバイト先にも電話をかけたりして。けれど、電話が鳴って出るとさきほどいたずら電話をかけた相手。最初は相手にしないけど、何度も電話がかかってきて出ると自分たちのことを知っているらしく個人情報を明かして主人公たち青ざめる。

 友達の両親が捕まっている映像が流れたり、自分たちのことをリアルタイムで見られていると知って恐怖体験になっていくという。

 腹が立つほどのいたずらをする主人公たちがリベンジされるという気持ちよさ爽快さが感じられる映画で、ずっと主人公たちが悩まされ苦悩していきます。電話1本で家に閉じ込めて自由と選択を制限される姿を描いていました。

 もう少し助けを外に求めたりできないかな? と思わなくもなかったり、さっきの死体が実は…という展開とかわかりにくかったりしますが、SNSでの情報発信や目立ちたがりだけでお騒がせは絶対よくないという啓蒙になる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/01/31 Amazonプライム・ビデオ

監督ダミエン・メース 
アレクシス・ワスブロット 
脚本ジョー・ジョンソン 
出演ジャック・ベネット・アンダーソン 
ギャレット・クレイトン 
シエンナ・ギロリー 
ベラ・デイン 
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