映画【チェンジング・レーン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 接触事故を起こした2人がお互い急ぎの用事があったので、急ごうとして軽くあしらったら大事な用事が悪い方向に転んで行っちゃう話。

●感想

 主人公両方が事故で遅刻してしまったために重要な案件がダメになってしまって、お互いを恨み始めて、弁護士は裏社会の人を使って相手側のカードとか銀行口座とかを凍結する悪いことをしたり、一方の主人公は弁護士の車のタイヤを外して、走行中の車で壊そうとしたり恨みの報酬がどんどんとエスカレートしていきます。

 ただお互いの負の連鎖を押し出しているストーリーの割に、弁護士は自分の養父が悪い弁護士でお金を横領していてそれに手を貸さないといけないみたいなくだりがあって、それに悩んだり不倫問題があったりして、そっちの解決が妙にヒューマニズムな決着で良い感じに終わっちゃうので、良い感じの終わりでいいのだろうかと疑問でした。弁護士は自分の地位をなげうって、正義を貫く行動をしますが、だったら最初の接触事故でも誠意ある対応をするのではないかと思ってしまいました。

 とはいえ、どんどんと恨みつらみの応酬でエスカレートしていく映画でエンタメとして楽しく見られる作品でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/02/06 Hulu

監督ロジャー・ミッチェル 
脚本チャップ・テイラー 
マイケル・トルキン 
出演ベン・アフレック 
サミュエル・L・ジャクソン 
キム・スタウントン 
トニ・コレット 
シドニー・ポラック 
リチャード・ジェンキンス 

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