映画【バットマン フォーエヴァー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 今日もゴッサムシティで暴れるカタキ役がいて、バットマンが頑張ったりリベンジに燃える若者がいたりブルース・ウェインに恋する記者が現れたりする話。

●感想

 銀行で暴れるトゥー・フェイスなる強盗が警備員を人質に取っているので、バットマンがレスキューしにいく。バットマンを罠にハメて金庫に閉じ込めて硫酸で溶かしてしまおうとするけど、警備員の補聴器であっという間に金庫を開けて脱出してしまってトゥー・フェイスのヘリコプターを爆破するけど逃げられてしまう。

 ここだけで10数分のアクションシークエンスでカラフルな世界観とハイテンションなキャラクターが見ていて楽しいです。

 利益分配性を報道するテレビの主人公の会社を主人公が視察していて、研究員の男が主人公に売り込むけど危ない実験とバットシグナルを見て突き放してしまう。それに怒りを覚える男。勝手に研究を行っているところを上司にとがめられて殺害する。

 事件の調査をする主人公のもとになぞなぞが置かれて、心理学者だか犯罪学者のヒロインになぞなぞについてアドバイスを求め、更にサーカスを誘うというプレイボーイっぷり。

 サーカス会場ではファミリーが危険なアクロバットを成功させていて盛り上げている。トゥー・フェイスが乗り込んできて脅迫してバットマンの正体を明かせと爆弾をセットして、主人公が正体を明かそうとするけど会場はパニックで聞こえない。サーカスファミリーがみんなで爆弾をどかそうとするけど、カタキ役たちに息子以外は突き落とされて死んでしまう。

 残された若者の面倒を見ようとする主人公だけど、彼はトゥー・フェイスにリベンジすることしか考えず。「そんなことしても何も残らない」と諭すけどいう事聞かない若者。バットシグナルを見て飛び出す主人公。次のシーンでトゥー・フェイスの子分たちとカーチェイスを繰り広げる。

 このバットシグナルですぐカーチェイスという流れが急で一体バットシグナルは何で点灯したのかわからなくなりましたが、勢いがあってよかったです。

 トゥー・フェイスのアジトに現れる主人公に冷たい対応された男がリドラーと自称してトゥー・フェイスと共闘することに。そして起業家として自ら作った3Ⅾ装置が大ヒットするけど、脳波を吸い取ってリドラーの知識になるらしい。発表会で怪しむ主人公。

 サーカスの若者は主人公の屋敷の地下に忍び込んで主人公がバットマンだと気づいてバットモービルで街を走って悪人をやっつけたり。主人公にリベンジを一緒にやってくれと頼むけど、当然断れる。

 カタキ役たちが主人公の脳波から彼がバットマンだと気づいて主人公の屋敷にハロウィンの子供として乗り込んできて主人公を追い詰める。意識を失った主人公を殺そうとするトゥー・フェイスだけど「なぞなぞが出せない」と制止するリドラー。ヒロインをさらう。

 飛行機か船で敵のアジトに乗り込もうとするとサーカスの若者がスーツをまとって現れて共闘することに。

 執事のアルフレッドがスーツを作ったとのことでしたが、結構アルフレッドが協力しないと2人のコンビが誕生しないし、主人公も主人公で今まで断っていたのにいきなり握手して敵に乗り込むという行動を取るのがちょっとわかりにくかったです。

 そして敵のアジトに乗り込むけど、相棒のロビンがトゥー・フェイスを殺さずに助けたら捕まり。リドラーにヒロインを助けるか相棒を助けるかの二択を強要して殺そうとするけど。バットマンが逆になぞなぞを出してるスキにリドラーの装置を爆破してカタキ役たちてんやわんや。

 ここらへんのやっつけ方もよくわからず、あっという間にリドラーの頭がぐちゃぐちゃにになっていきました。

 とはいえ、カタキ役2人がハイテンションで見ているだけで楽しく、ジム・キャリーは【マスク】のジム・キャリーとあまり変わらないお芝居なのではないかと思ったり。ゴッサムシティの極彩色のデザインだけ見てても楽しい120分でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/03/06 Amazonプライム・ビデオ

監督ジョエル・シューマカー 
脚本リー・バッチラー 
ジャネット・スコット・バッチラー 
アキヴァ・ゴールズマン 
原作ボブ・ケーン 
出演ヴァル・キルマー 
トミー・リー・ジョーンズ 
ジム・キャリー 
ニコール・キッドマン 
クリス・オドネル 
マイケル・ガウ 
パット・ヒングル 
ドリュー・バリモア 
デビー・マザール 
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