映画【ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦】感想(ネタバレ)

anthropoid
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●こんなお話

 ナチスナンバー3の高官を暗殺を計画実行する人たちの話。

●感想

 ナチスに立ち向かった決死部隊の人たちの活躍を描いていてクライマックスの銃撃戦の迫力も緊迫感いっぱいで凄かったです。ハイドリヒを暗殺しようとする計画やその実行、またその後の非情な運命など歴史の勉強としても良い映画だったと思いました。 

 映画自体はやたらと静かで暗い作風なのと主人公2人くらいしか判別できずにクライマックスで1人また1人とやられていっても正直誰が誰だかわからず、エンタメ映画としての面白さがイマイチ感じられなかったです。クライマックスの銃撃戦も重装備のナチスがばかの一つ覚えのバンザイアタックの繰り返しで、わらわらと撃たれていくだけでナチスってこんな特攻精神の持ち主なのかなと疑問に感じてしまう銃撃戦でした。あとは、目的であるハイドリヒ自体が最初のテロップだけで全くと言っていいほど描かれないので歴史的背景がわからないとどれだけ大変でどれだけ憎むべき人物なのかがわからないのもカタルシスが得られにくいのも個人的には乗り切れなかったです。 

 1人の高官を暗殺することがはたして正しいことなのかというのを映画の後半を見て考えてしまう映画で勉強になりました。

☆☆☆

鑑賞日: 2018/03/05 DVD

監督ショーン・エリス 
脚本ショーン・エリス 
アンソニー・フルーウィン 
出演キリアン・マーフィ 
ジェイミー・ドーナン 
ハリー・ロイド 
シャルロット・ルボン 
アンナ・ガイスレロヴァー 
トビー・ジョーンズ 

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