映画【アドリブ・ナイト】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 街で知らない男性に人違いで声をかけられた主人公の女性が、その男性たちの父親がもう危篤なのでその娘の代わりをしてほしいと頼まれてその男性がいる家にいって家族たちのうちわ揉めに巻き込まれる話。

●感想

 観客を完全に突き放した演出で映画のタイトル同様ほとんどアドリブのような会話が続いて、主人公が車で舞台となる家に到着してから、そこでの家族のもめごとの会話なんて一体どこに転がっていっているのか見ていてよくわからずに集中して見るのが辛かったです。

 その家族たちのいざこざが死の床の隣で行われているという状況自体に面白さは感じられて、そこらへんが韓国らしいご近所づきあいや家族のいさかいっぽいのかな? と思いましたが、いかんせん淡々とした作風にナイトシーンが多くて画面が暗くて何が映っているのかわかりにくく集中力が必要な映画でした。

 個人的には100分くらいの映画でしたが、60分の中編でもよかったのではないかと思ってしまいました。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/02/14 DVD

監督イ・ユンギ 
脚本イ・ユンギ 
原作平安寿子
出演ハン・ヒョジュ 
キム・ヨンミン 
キム・ジュンギ 
キ・ジュボン 
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