映画【スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　クローン戦争中に最高議長が捕まったので助けに行く主人公たちや愛する人が死んじゃいそうだったり上司たちに不信を抱いてダークサイドに堕ちちゃう話。

●感想

　分離勢力に共和国の議長が捕まったので救出に行くオビワンとアナキン、ドゥークー伯爵を倒して最高議長を救出。アナキンは愛するパドメが苦しむ夢を見て苦しむ。

　グリーパス将軍を捕らえるために向かうオビワン、一緒に行きたいけどジェダイ評議会に止められて不満を募らせる。オビワンはグリーパス将軍を発見して戦って倒す。アナキンをダークサイドに誘う最高議長がシスの暗黒卿だと気づいたアナキンは上司に報告して、一緒に捕らえようとするけどここも断れて不満。

　最高議長をとらえようとするジェダイナイトだったけどアナキンが殺してしまってシスの暗黒卿の弟子となる。そしてジェダイ全滅の命令がクローンたちに発令されてジェダイナイトたち全滅、アナキンもジェダイテンプルでジェダイを殺していく。

　分離主義者の残党を暗殺するアナキンを追いかけたパドメとパドメを尾行したオビワン。オビワンVSアナキン、ヨーダも最高議長と一騎打ち。オビワンを倒すアナキン、ヨーダは最高議長を倒すことに失敗して逃走。

　重症のアナキンが治療を受けてダースベイダーとして復活。パドメは出産して生きる気力をなくして、双子をそれぞれ里子に出しておしまい。

　CGを目いっぱい使った戦争シーンなんかは迫力あるしライトセーバー戦もスピードいっぱいで面白かったです。前2作の風呂敷を一気にまとめていくため話もどんどん次へ次へ進んでいくので飽きずに見ることができました。
　どんだけ活躍しても認めてもらえないアナキン。何か怪しい動きに気づいているジェダイナイトたち。前面に出てくるシスの暗黒卿。

　面白くてスケールのでかい話ですが、シリーズでターニングポイントであるアナキンが決定的にダークサイドに堕ちてしまうという1番のクライマックスだと思いますが、ここら辺が「パドメのため」という部分があっさりしすぎてそんなにエモーションが動かされることはなかったです。むしろジェダイナイトたちが良い感じの事言ってるようで結局何もせず、凄いんだか凄くないんだかわからなかったりするのが気になってしまいました。凄そうなキャラクターがあっさり退場してしまうのが残念です。剣撃シーンもどれも同じに見えてしだいに飽きてきてしまう部分もありました。

　とはいえ、やっぱりジョン・ウィリアムズ御大の音楽どーん!　と流れるとテンション上がるし。ライトセーバーの音を真似したくなっちゃう作品でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2014/12/08 Blu-ray　2024/04/05 Disney+