映画【春を背負って】感想(ネタバレ)

Haru wo seotte
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●こんなお話

 東京でデイトレーダーやってた青年が父の死をきっかけに山小屋にやってきて山男として成長していく話。

●感想

 日本の四季を映している映像はさすがの標高3000メートルの景色でした。
 ただ、話は山の怖さをなめて遭難する人がいて救助したり、病気で倒れた人を運んだりという大きな出来事が起きたりしてますが。結構客観的な映像でどこか外野から眺めているようなものなので、入り込めなかったです。淡々と出来事が流れていくような作品でした。
 山小屋の日常を延々と眺めている感じ。 

 自分たちの気持ちなんかを延々と台詞で語っていくので、これも面白味を感じることができなかったです。 
 冒頭のお葬式で弔問客が人間関係を台詞で説明したり、ヒロインが自分の親が亡くなり恋人に裏切られて、という自分の過去を延々と語ったりを見ているのもきつかったです。
 雄大な景色を眺めながら「人生ってのは苦難の連続だ」や「だからありがとうという言葉が身に染みるんだ」といい感じのことを言うトヨエツさんだったり。

 ラストカットも主人公とヒロインのまさかの【タイタニック】ばりのくるくる回転という恥ずかしい終わりなのも見てられなかったです。

☆☆

鑑賞日: 2014/06/14 試写会

監督木村大作 
脚本木村大作 
瀧本智行 
宮村敏正 
原作笹本稜平
出演松山ケンイチ 
蒼井優 
檀ふみ 
小林薫 
豊川悦司 
新井浩文 
吉田栄作 
安藤サクラ 
池松壮亮 
仲村トオル 
市毛良枝 
井川比佐志 
石橋蓮司 
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