映画【ライオン・キング(2019)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 アニメ版ライオンキングをCGアニメ版にした話。

●感想

 めちゃリアルな現実の映像をデジタル映像で作るという試みが凄くて、本当に本物の動物たちがその場にいる感が感じられる映像が凄かったです。

 ただリアルになった分、普通に喋る動物というのを見てアニマルプラネットとかナショナルジオグラフィックの映像に声が当たってる感じに取れてしまって終始慣れずに違和感だけが残る映画でした。アニメ版ではミュージカルシーンは楽しかったりファンタジー色が強まりますが、こちらではミュージカルシーンも変に感じるという。クライマックスのライオン軍団VSハイエナ軍団も迫力があるというよりは凄惨に感じてしまいました。カタキ役のおじさんスカーの退場シーンとかなかなかの辛さでした。

 話自体もアニメ版とほとんど変わらないため、単純明快で一定の楽しさのあるストーリーだと思いますが、それすらもアニメ版を見てしまっていると面白さが半減してしまいました。

 とはいえ現代最高峰の映像を見られるだけでも満足な1本で、やっぱりオリジナルの音楽の力とかは凄くて音楽で感動はできる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2019/12/07 Blu-ray

監督ジョン・ファヴロー 
脚本ジェフ・ナサンソン 
出演(声)ドナルド・グローヴァー 
セス・ローゲン 
キウェテル・イジョフォー 
アルフレ・ウッダード 
ビリー・アイクナー 
ジョン・カニ 
ジョン・オリヴァー 
ビヨンセ・ノウルズ=カーター 
ジェームズ・アール・ジョーンズ 

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