映画【劇場版「私立バカレア高校」】感想(ネタバレ)

bakaleya
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●こんなお話

 ヤンキーとお嬢様学校が合併してアイドルたちがもろもろ動く話。

●感想

 ジャニーズとAKBの人たちがいっぱい出てきて、その人たちがカッコよく可愛く撮られていると思うのでファンであれば楽しめる内容だと思いました。喧嘩シーンなんかは迫力が凄くてさすがジャニーズでした。AKBの人たちもいっぱいコスプレするので楽しめました。

 が、ドラマを見ていないと理解できないのかわかりませんが。ジャニーズパートとAKBパートがあまり有機的に絡み合っておらずバラバラに進む印象でした。
 ジャニーズサイドは他校の生徒から喧嘩をふっかけられ、これ以上騒ぎを大きくしたら退学の危機にあるけど。やっぱり大乱闘を起こしてしまう。AKBサイドは、主人公たちとは別のグループとの対立、そして留学の旅立ちと恋みたいな。

 ちょっとわからないのが、ジャニーズの人たちの価値観みたいなものでこの人たち勉強しているのかバイトしてるのか就職に悩んでいないのかとかが描かれず。ひたすら「オレが最強だ」みたいな不良たちって、こんなに最強を目指してるんだと勉強になります。ただ「オレのダチになにすんだ」と同じ台詞をすぐ2回繰り返したり、映画全編にわたって主題歌が何回も流されたり同じことを何回繰り返すんだと思う事が90分程度に幾度も思いました。
 AKBサイドに動きが少なく、ただ学園祭でコスプレして大騒ぎするだけのくだりしかなくてチト退屈でした。喧嘩シーンでカットバックで男の子を待つぱるるさんを見せるのとか喧嘩シーンもぶつぎりになってる印象でした。

 主人公同士が一体いつ好きになったのかもわからないため、留学に旅立つ女の子を追いかける気持ちとかも何だかよくわからず。ここで昔の回想が挿入されるためおそらくテレビドラマ版を見ていればもう少し理解できたと思います。

 とはいえ、ジャニーズ、AKBファンなら楽しめる映画だったと思います。

☆☆

鑑賞日: 2013/04/26 DVD

監督窪田崇 
脚本松田裕子 
原作秋元康 
出演森本慎太郎
松村北斗
ルイス・ジェシー
島崎遥香
大場美奈
光宗薫
京本大我
田中樹
高地優吾
永尾まりや
小林茉里奈
島田晴香
中村麻里子

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