映画【ポンペイ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ベスビオ火山のふもとの街・ポンペイで奴隷で剣闘士の主人公と身分の高いヒロインが好き好きになりながら【ベン・ハー】とかみたいなことしていたらいきなりのディザスタームービーになって、全部崩壊する話。

●感想

 幼少時代にローマ人に家族を殺された主人公は捕まって成長してマッチョになって剣闘士として生活していて、移動中に高貴なお姫様といい感じになる。お姫様はローマの生活が嫌になって地元のポンペイに実家に戻ってくるけど、ローマのお偉いさんが案の定ヒロインに求婚してきて、ヒロイン嫌な顔するけど。いろんな権力を使って無理やり結婚しようとする。けどヒロインの気持ちは主人公に向いていて。

 ベスビオ火山の噴火がメインで描かれますが、噴火まではどこかで見たことあるような話で繋いでいて、確かに迫力ある剣闘のシーンとかあって盛り上がるっちゃ盛り上がりますが、そんなに目新しさはなかったです。好きになる主人公たちと悪い偉い人がヒロインを狙おうとするというのも古臭かったです。
 主人公と剣闘士のチャンピオンとの友情が描かれたりしつつ、したらやっぱり大噴火が発生。火山弾が物凄い量降ってくる中、逃げるのかな? と思いきや、カタキ役のローマ人たちと斬りあいを始めちゃったりするのが笑いそうになりました。主人公とカタキ役たちは確かに対立していますが、それ以上のパワーの噴火という出来事が近くで起こっているのに、殺し合いをするという。物凄い戦闘的な民族なんだと勉強になりました。

 短い上映時間にいろんな出来事が起こって詰め込んであるので退屈はしなかったですが、全部が浅くなってしまって、噴火ですべてが破壊されてもそんなに悲しくない感じに思えてしまったのが残念でした。
 派手な映画で飽きないしローマの街並みとか汚い感じとかの美術とか見てて面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/06/08  TOHOシネマズ南大沢  2016/04/26  NETFLIX

監督ポール・W・S・アンダーソン 
脚本ジャネット・スコット・バッチラー 
リー・バッチラー 
マイケル・ロバート・ジョンソン 
出演キット・ハリントン 
キャリー=アン・モス 
エミリー・ブラウニング 
アドウェール・アキノエ=アグバエ 
ジェシカ・ルーカス 
キーファー・サザーランド 

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