映画【SF/ボディ・スナッチャー】感想(ネタバレ)

Invasion of the Body Snatchers
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●こんなお話

 自分の知り合いが何か感情とかおかしい感じになっていることに気付いた人たちの話。

●感想

 保険局だかの主人公は仕事でレストランに検査入って業務停止とかを高圧的にやってレストランの人たちに車のガラス割られたりの嫌われ者。主人公の友人の歯科医が外に咲いていた知らない花を持って帰って恋人と語らう。けれどもその恋人が感情がなくなって何か様子がおかしいというのを主人公に相談して主人公は知り合いの精神科医に相談したりするけど、誰も信じてくれない。

 主人公の街での知り合いも「妻がおかしい」などの話されたりして、歯科医が主人公のもとに来て恋人を尾行したりしたら知らない人たちと何やら密談をしていてという話をして、一緒に精神科医の元に行くとそこにも同じような相談をしているのを見て、主人公も信じるようになるけど精神科医は信じない。

 主人公の友人の泥風呂を経営しているところでもお客さんの1人がヌメヌメで動かない人間になっていてびっくり。主人公は歯科医も危ないと思って彼女の家に行くと彼女の繭があるのを目撃して、寝ている歯科医も見つけて救出して警察を呼ぶけど、泥風呂屋さんにも歯科医の家にも繭の死体みたいなのは消えて誰も信じてくれない。

 街の人間が次々に感情がなくなっておかしいとなって住民たちから追いかけられて逃げて隠れて…。その人たちが植物を育てている場所に忍び込んで隠れてとしてたら歯科医が寝ちゃってボロボロに消えちゃって歯科医の偽物が現れて主人公逃走しながら植物育ててるのを燃やす。街で主人公を見つけたまだ人間の友人が声をかけると…という。

 不気味で不穏な空気感が素晴らしくて知り合いが知らない人になっている世界にどんどん変わっていく怖さたるや素晴らしくて110分間楽しめました。特殊メイクとかも見どころで、主人公が庭で寝てしまって主人公の周りに何人も主人公のコピーの生物が発生するときの赤ちゃんみたいなのが出てくるのとか、さらに見せ場は人面犬のフェイスが最高でした。

 そして泥風呂で本を読んでいる人の読書の技術の高さや友人が主人公に話しかけたら…という最後のショック度の高さとかもインパクト大の映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/09/30 DVD

監督フィリップ・カウフマン 
脚本W・D・リクター 
原作ジャック・フィニー 
出演ドナルド・サザーランド 
ブルック・アダムス 
レナード・ニモイ 
ヴェロニカ・カートライト 
ジェフ・ゴールドブラム 
アート・ヒンデル 
レリア・ゴルドーニ 
ケヴィン・マッカーシー 
ドン・シーゲル 
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