●こんなお話
自分が自分の主人公が仲間を得て、宇宙連邦の宇宙船の船長になるまでの話。
●感想
いきなり宇宙連邦の船が襲撃されて船長が殺されて船長代理になった男性が出産間近の妻をやられる船から退避させて自らは船に残って戦死してしまう。その残された子供が主人公で有能な人物だけど荒れた生活をしていて、父を知る船長から諭されて「3年で一人前になってやる」と頑張るという。
アカデミーでいろんな仲間と知り合って反目しつつ成長していく青春王道もので、その中で派手な見せ場を連続して見せていってまさに娯楽大作だと思いました。
バルカン星人という終始冷静な星人の中で人間の母を持つバルカン星人が差別と戦いながらも有能な人物として主人公の船で頑張るけど、主人公と反目しあいながらも彼も成長していく。仲間の描き方も明快でわかりやすく言語に長けて耳が良い通信士、操縦と武術のアジア人やワープが得意なロシア人、主人公の親友の医者など。みんな好人物で応援しちゃいます。
カタキ役が惑星にブラックホールを設置して消滅させてしまうことをやっていてさらに「スポックはどこだ」と誰かを探している様子が描かれて、それが後半で未来から来たスポックとカタキ役の関係性が台詞と回想で素早く説明されますが、早すぎて理解するのが大変な説明で結局、この人たち何で戦ってるんだっけ? という高速説明で、南極みたいなところで解説してくれます。
地球を滅ぼそうとするカタキ役に対して土星の裏側行けば敵に気付かれないという理論で敵の船に船長と船長代理自らワープして戦うという。この戦いも結局、スポックが特攻みたいなことをして直前でワープというのとかもそういう計画だったのかと見終わって知る戦い方でした。
とはいえ、テーマ曲がどーんと流れるだけで盛り上がる作品で、見せ場につぐ見せ場で息つく暇もなく話が転がっていって、派手な見た目なので120分飽きることなく見られる1本でした。
☆☆☆☆
鑑賞日:2011/01/04 Blu-ray 2022/06/06 Hulu
監督 | J・J・エイブラムス |
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脚本 | ロベルト・オーチー |
アレックス・カーツマン | |
原作 | ジーン・ロッデンベリー |
出演 | クリス・パイン |
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ザカリー・クイント | |
エリック・バナ | |
ウィノナ・ライダー | |
ゾーイ・サルダナ | |
カール・アーバン | |
ブルース・グリーンウッド | |
ジョン・チョー | |
サイモン・ペッグ | |
アントン・イェルチン | |
ベン・クロス | |
レイチェル・ニコルズ | |
ディオラ・ベアード | |
クリフトン・コリンズ・Jr | |
レナード・ニモイ |