映画【猿の惑星】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　宇宙船が墜落して猿の惑星でサバイブする話。

　宇宙船でタバコを吸っている主人公が宇宙旅行の説明をして冷凍睡眠に入ってタイトルどーんというツカミ。そこから墜落して冷凍睡眠から目覚めるとさっきまで2段ベッドの上で寝ていた美人がミイラになっているのとか結構なショッキングシーンでした。

　その後、仲間と共に砂漠を歩いていると似たような人類を発見するけれど知能はあまりないらしいと思った瞬間に何者かが襲っていて逃げまどっていると、馬に乗った猿というビジュアル。そしてみんなハンティングされてしまって主人公も喉を撃たれて意識不明に。

　主人公が目覚めると自分が他の人間たちと違うということで博士みたいな猿が興味津々で質問してきたりするけれど、喉の傷のためにコミュニケーション取れないストレス。ここのフラストレーションも声さえ話せれば一気に問題解決するのに、なかなかストレスがあっていい障害でした。

　すきを見て脱出を図っての逃走アクションがあり、そこでさっきまで話せなかった主人公が一転して話した!　となって猿たち呆然。そこから一気に問題解決の方向に進むのかと思いきや、博士たち意外の上層部の猿たちは喋ったところで人間を認めずに茶番な裁判をして、主人公を追い詰めよう追い詰めようとしていきます。

　博士たちの協力で主人公が逃走できることに成功して、考古学者が発見した遺跡でかつてどうやら人類が高度な文明を持っていたのではないかという説が確信に変わっていく。けれど上層部の猿は知っていたけど認めないという。宗教的な怖さを感じる猿の支配でした。

　そこからあまりにも有名なオチでスパッと終わるのもなかなかの衝撃を受ける終わり方でよかったです。

　チャールトン・ヘストンの男っぽさが印象に残る映画でした。

鑑賞日:2021/11/09　Disney+

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