映画【トータル・リコール(1990)】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 火星旅行の夢を見せてくれる会社に行ったら、凄腕のスパイ映画の展開みたいになる話。

●感想

 火星旅行の夢を毎晩見てそれが頭に残っている主人公が夢を売る会社を訪れて、スパイ映画のような夢旅行をやろうとするけど混乱して事故みたいになって記憶を消されて解放される。

 帰宅途中に同僚に襲われて反撃して殺害。帰宅して奥さんに狙われていることを話すと奥さんが襲ってきて逃げる。身体が覚えているモーテルに行くと謎の男から荷物を渡されて、追手から逃れつつ記憶を失う前の自分から火星へ行くように言われる。

 火星に到着してそこでも追手から逃げつつ、自分のメッセージ通りに売春宿みたいなところに行くと自分のことを知っている女性と出会う。部屋にいると奥さんが博士と一緒にやってきて、まだ夢の中にいるから薬を飲んで元の生活に戻るようにと言われるけど、それが嘘だと見抜いて奥さんとかを射殺。

 逃げて火星の反体制の指導者に会いに行って、ミュータントの指導者に会う。けど襲撃されて指導者は殺害されて主人公たち捕まる。すべて記憶を失う前の主人公が仕組んだことで反体制派のリーダーを見つけるためだったことがあきらかになる。

 記憶を消されそうになるけど脱出して反撃。エイリアンが作った機械を作動させて空気を作ろうとするけどカタキ役が阻止しようとするけど機械を作動させて火星に空気が誕生して空が青くなってみんなで見上げておしまい。

 冒頭からメインテーマが流れてタイトル。というところからワクワクが止まらず、テンポを重視した話の流れで楽しめるエンタメとして全編楽しい映画でした。とにかくアクションシーンの連続で、特に序盤で一気に世界に入り込めるものになっていてよかったです。捕まって絶体絶命のシュワちゃんが、どう脱出するのかと楽しみに見てたら。拘束具を力ずくで壊して逃げるという……。さすがシュワちゃんのパワー。

 それにシュワちゃん、何のためらいもなく人を殺していくのがすごいです。いくら記憶をなくした諜報員だとしても、ものすごい戦闘術の持ち主で素晴らしかったです。

 特殊メイクのロブ・ボッティン先生は、この作品でも素晴らしい仕事をしていて。目玉が飛び出てくるカット、でっかいおばちゃんの割れる顔面なんかすごかったです。ホログラムなど、未来のアイテムたちも面白いものでよかったです。

 印象的なシーンがたくさんあり、時間を忘れさせてくれる楽しいエンタテイメントだと思いました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/04/03 DVD 2025/03/30 Amazonプライム・ビデオ

監督ポール・バーホーベン 
脚本ロナルド・シュセット 
ダン・オバノン 
ゲイリー・ゴールドマン 
原作フィリップ・K・ディック 
出演アーノルド・シュワルツェネッガー 
レイチェル・ティコティン 
シャロン・ストーン 
ロニー・コックス 
マイケル・アイアンサイド 
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