映画【ラストサムライ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 いわゆるサムライと中央政府に反乱を起こす話。

●感想

 欧米人が見たサムライを描いていて面白かったです。異文化を描く難しさにチャレンジする志が好みでした。

 近代兵器に弓や刀や甲冑姿で突っ込んでいく無茶や近代兵器の新政府側が的なのに暗殺者集団がニンジャ軍団だったりというのもニコニコしてしまう設定でした。

 主人公が敵だった異文化の民族の中に入って交流して、その文化に理解を深めるというカルチャーものとしてもよかったです。単純にサムライたちの日常を外国人から見る不思議さみたいなものを真面目に真摯に描いていると思いました。

 なぜサムライたちが反乱して、それを新政府が鎮圧しようとしているのかとか。一応、1877年の西南戦争をモデルにしているらしいのですが、それを知らないと何やってるのか全く分からない構図ではありますが、トム・クルーズがサムライ社会の中に入って溶け込んでいくのが説得力あるからすごいです。

 それにやっぱり日本人俳優がハリウッドの大作で活躍しているのを見られるのは、それだけでテンションが上がる映像でした。

 最後の最後で明治天皇が急にお言葉を発して裁きをするというのとか急展開のオチにびっくりだったりしましたが、日本のサムライのかっこいい部分を強調してくれて楽しい映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2010/06/23 Blu-ray 2020/08/13 NETFLIX

監督エドワード・ズウィック 
脚本エドワード・ズウィック 
マーシャル・ハースコヴィッツ 
ジョン・ローガン 
原案ジョン・ローガン 
出演トム・クルーズ 
ティモシー・スポール 
ビリー・コノリー 
トニー・ゴールドウィン 
渡辺謙 
真田広之 
小雪 
中村七之助 
菅田俊 
福本清三 
原田眞人 
小山田シン 
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