●こんなお話
夢の中に入って、その人の情報を盗もうとするチームの話。
●感想
冒頭15分のクライアントのサイトーが主人公の実力を試すシーンから仕事依頼があり、仲間集めありと。序盤から中盤にかけての勢いが素晴らしいです。凄腕の仲間たちを集めながら、複雑な夢の世界の説明をわかりやすく映像で見せてくれて。退屈しがちな説明場面を飽きずに見ることが出来ました。 チームプレーものとして楽しく見ることができました。映像の迫力も素晴らしかったです。
相手の記憶に植え付けるというミッション自体は、スパイ大作戦のようで、細かな場面転換とスローや無重力や銃撃戦で、とても面白く見えましたが。
ただ、そのミッションと並行して主人公のトラウマである奥さんとの思い出がミッションと同じくらいの割合で入ってくるので、ちょっと退屈でした。主人公の悩みの解決というのが映画の結構重要な比重になっていてチームプレーものとしての面白さとは違う話になってしまうのが原因だと思いました。
それに、やっていることはライバル企業を潰すことという。何とも小さなことで、しかもその潰そうとするサイトーさんは、簡単に航空会社を買収したりできるので、そこまで危険な思いまでしてそんなに潰したいのかという気持ちで観てしまいました。
とはいえ、150分もの長い時間ですが。トントンと展開が進ますし、派手な映像も盛りだくさんで楽しめる映画でした。
☆☆☆☆
鑑賞日:2010/12/26 Blu-ray 2020/08/07 NETFLIX
リンク
監督 | クリストファー・ノーラン |
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脚本 | クリストファー・ノーラン |
出演 | レオナルド・ディカプリオ |
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エレン・ペイジ | |
マリオン・コティヤール | |
ジョセフ・ゴードン=レヴィット | |
渡辺謙 | |
キリアン・マーフィ | |
トム・ハーディ | |
トム・ベレンジャー | |
マイケル・ケイン |