映画【阪急電車 片道15分の奇跡】感想(ネタバレ)

hankyudensha
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●こんなお話

 ローカル電車に乗り合わせた人々の話。

●感想

 序盤に8人の登場人物が大勢出てきて120分で全員を描ききれるのか心配になりましたが、やはり全員をほんの少しずつ描いていくので、全員に感情移入できず。退屈に感じてしまいました。

 おばちゃんたちが完全に「悪」として描かれているのは、笑えました。相当、憎しみな描かれ方をしてました。

 そもそも、電車で隣り合わせに座った人と、普通に喋り始めて、心の悩みを語ってほんの少しだけ心に変化が起こるなんてファンタジーの世界でした。赤の他人に心を開いて何でもかんでも喋り始める登場人物たちは宇宙人を見ているかのようでした。

 話してる内容もなんだかよくわからず。それでいて、登場人物たちだけで、納得してしまって。一体、何の話なのかがわかりませんでした。無駄に回想が挟まれたりして、テンポも悪く感じてしまいました。
 
 電車がいっぱい映るので電車ずきさんにはたまらない映画なのだと思いました。

☆☆

鑑賞日:2011/04/25 試写会

監督三宅喜重 
脚本岡田惠和 
原作有川浩
出演中谷美紀 
戸田恵梨香 
南果歩 
谷村美月 
有村架純 
芦田愛菜 
小柳友 
勝地涼 
玉山鉄二 
宮本信子 
相武紗季 
鈴木亮平 
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