●こんなお話
今日も鈴木オートの人たちと駄菓子屋の茶川さんを中心に夕日町三丁目のTHE昭和なエピソードの話。
●感想
冒頭から怪獣襲撃という大迫力のシーンから始まりツカミはバッチリでした。鈴木オートに親戚の女の子がやってきたり、茶川さんは預かってる給食費しか払えず子どもを養えるのかとお金持ちの親が子どもを持っていこうとする問題があったり。ロクちゃんの地元の友だちがやってくるけどどうやらニートでこれがまた問題を起こしたり。鈴木オートのお父さんやお母さんは昔の知り合いに会ったり。子どもたちは犬をかわいがったり。
ベタベタでわかりやすい展開に人情臭くて臭すぎるような展開が続きますが、昭和をフィクションとして再現した映像は見ててこの時代を知らないボクでもノスタルジーな気持ちにさせてくれるから不思議でした。
ただ小さいエピソードを繋いでるだけでなので大きなうねりがなく、1つ1つが浅いため大きな感動を個人的には得られなかったです。それに茶川さんも子どもが養えないけど、頑張って養う! と決意して何をするのかと思えば芥川賞を獲る! というもの。安定した仕事をチョイスしなくていいものなのかな? と疑問を感じてしまう茶川さんの行動。けど子どもは嬉しそうにしてたのでいいのか。ジュンノスケくんを取り戻そうとする実の父親のほうが正論のような気もするけど、夕日町の人たちはお金より大事なものがある! というのを盲目的に押し付けてくるのが疑問でした。最小限度の衣食住が保障されてからのことではないのかな? と。せめて給食費払ってから言うべきことなのではないのかな?
飛行機、洗濯機、フィーバーする映画館、東京タワーなどなど昭和レトロを小ネタに挟みながら気持ちのいいエピソードを繋いでいて暖かい気持ちになれる映画でした。
☆☆☆☆
鑑賞日:2014/05/20 Blu-ray
監督 | 山崎貴 |
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脚本 | 山崎貴 |
古沢良太 | |
原作 | 西岸良平 |
出演 | 吉岡秀隆 |
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堤真一 | |
小雪 | |
堀北真希 | |
もたいまさこ | |
三浦友和 | |
薬師丸ひろ子 |