映画【監禁探偵】感想(ネタバレ)

Kankin tantei
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●こんなお話

 隣のマンションで襲われてる女性を見つけて突入したらもう死んでいて、そこにたまたまヒロインも居合わせて主人公は自分の部屋にヒロインを監禁する。2人で真犯人を探す話。

●感想

 いきなり襲われてベッドに手錠をかけられてしまっているヒロイン。ところが動揺することなく物凄い観察力で主人公の行動や背景を見抜いていきます。何で自分の状況にパニックになることなく、冷静に監禁されてる状況なのに核心に迫ることができるのか? 一応、後半に理由が出てきますが。ちょっと映画として見るとありえない設定のような気がしました。
 開始10分でもう仲良くなっている2人。監禁されてるのにいろいろ要求して動くのも結構自由。タイムリミットも5時間という設定があるのに、そんなに効果的ではなくてハラハラドキドキは一切しなかったです。

 ヒロインは物凄い記憶力と観察力に身体能力にと何でもこなしちゃいます。監禁されてるのに監禁している主人公よりも立場が上というのは面白い設定だと思いました。
 後は、ヒロインの夏菜さんの格好がいろいろ変化があってエロいのも見どころの1つだと思いました。

 被害者は国の偉い人たちご用達の風俗に巻き込まれていて……。という展開。そしてストーカーも登場して、何だかよくわからないです。真相が判明するにつれてどんどん安っぽくなっていくような設定でした。
 刑事さんが出てきたりしますが、真夜中の3時に電気がついてたという理由だけで聞き込みに来るのだろうか? しかもイヤホンを耳にしてる意味とか何なんだろう。

 そしてまあ悪い組織がいてそれと対決するのかという流れ。正直、監禁探偵という設定という一点突破の面白さというのはあまり感じられず。どうしてそうなるんだろう? という疑問ばかりが脳裏によぎってノイズだらけの映画な印象でした。

☆☆☆

鑑賞日:2013/10/09 DVD

監督及川拓郎 
脚本小林弘利 
及川拓郎 
原作我孫子武丸
西崎泰正
出演三浦貴大 
夏菜 
津田匠子 
杉村蝉之介 
甲本雅裕 
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