映画【カラダ探し】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 赤い人に殺される夜を何度も過ごしてミイラ化した遺体の身体を礼拝堂の棺におさめるために頑張る話。

●感想

 1人の少女が追いかけられて殺されるところから始まって、朝目覚めていつも通り登校する主人公。登校から朝の教室の様子が描かれます。気づいたら突然主人公たちが夜の礼拝堂にいて何が何やらの状態のときに何者かに襲われて1人また1人と殺されていく。

 殺されたと思ったら前に過ごした朝になっていて戸惑う主人公たち。カラダ探しをしないと同じ朝を迎えると考えた主人公たちは夜の学校でカラダを探しながら怪物に殺されて、また朝を過ごしての繰り返し。そして学校に最後の頭がないということで少女が殺された家にあるのではとのことでそこに行ったら人形の化け物が襲ってきて食べられちゃう人もいたり。

 食べられたらいつもの朝に存在が消されてしまうとなったり、意味深な図書室の先生も昔カラダ探しをしていた話を聞いたりしながら最後の決戦だということで夜の学校で待ち伏せをして怪物と戦う。何とか怪物の頭を切り落としてそれを棺に納める主人公。

 みんな記憶がなくなっていて何も覚えていない状態だけど、主人公の恋人的な男の子は思い出したっぽくておしまい。

 何度殺されてもどうせ同じ夜を過ごすんでしょという主人公たちの考えが映画全体にも波及していて、パフェを食べたり砂浜で遊んだりしている姿をどういう気持ちで見ればいいのかと弛緩してしまって怖さが一切ないのが残念でした。当たり前に夜のカラダ探しになって1人ずつ殺されてまた同じ朝を迎えて友達っていいねとキャッキャしての繰り返し。

 赤い人のビジュアルや第2バージョンの怪物とかのビジュアルは楽しかったですが、見どころはそれくらいでした。カラダを探すサスペンスや襲われるホラー描写などでも楽しめず、登場人物も誰が誰だかわからない1本でした。

☆☆

鑑賞日:2023/03/26 NETFLIX

監督羽住英一郎 
脚本土城温美 
原作ウェルザード
出演橋本環奈 
眞栄田郷敦 
山本舞香 
神尾楓珠 
醍醐虎汰朗 
横田真悠 
柳俊太郎 
西田尚美 
柄本佑
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