映画【上意討ち 拝領妻始末】感想

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●こんなお話

 理不尽な武士道に振り回される侍の話。

●感想

 いきなり殿様の側室が暴れて問題ばかり起こすからと自分の息子の嫁にされるというかなり理不尽な藩命がくだり、主人公が耐える姿は侍の大変さを感じさせるもので哀れに見えました。
 ところがその奥さんは、噂と違ってできた嫁で息子とも仲むつまじく暮らして子どももできて幸せなときに。またも藩命で殿様のもとへと返さないといけない。これにキレて親族たちの反対も押しのけて、親子2人だけで戦う決意をしますが。主人公のお父さんは何故そこまで息子夫婦に思いを寄せるのかがちょっとわかりずらくて、台詞で「お前達夫婦を見て俺は」みたいな気持ちの説明をしますが。ちょっと説明すぎて面白味に欠けました。
 それはクライマックス後の戦いでも、傷ついた主人公がやたらと子どもに向かって語りかけたりするのも興ざめでした。

 とはいえ、仲代達矢さん演じる友人が熱くて。自分の職責を全うしつつ友情も固いもので結ばれていてカッコよかったです。

 武家社会の理不尽さや矛盾を描いていて面白く見ることができました。

☆☆☆☆

鑑賞日:2012/06/14 DVD

監督小林正樹 
脚色橋本忍 
原作滝口康彦
出演三船敏郎 
加藤剛 
江原達怡 
大塚道子 
司葉子 
仲代達矢 

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