映画【ドットハック セカイの向こうに】感想(ネタバレ)

Dotto hakku
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●こんなお話

 ゲームの世界で起こってることが現実世界でも起こる話。

●感想

 主人公はゲームをしたことない人で、彼女がゲームを始めるきっかけからハマるまでが描かれる序盤ですが。これがチト長い。現実世界の紹介、ゲームの説明、と特に事件が起こることなく淡々と進んでいきます。
 それに現実世界のCGが一体何年前の映像なんだと思うくらいの出来で、愕然としましたが。見ているとゲームの世界になるとその違和感がなくなるので、ゲーム世界と現実世界が同じCGで表現してしまっているのが失敗していると思いました。

 どうやらゲーム世界でバグが発生してそれにやられると現実世界でも大変なことになるらしいってんで、みんなで主人公を助けてゲームを救おうって流れになりますが。ここで主人公は人口AIから選ばれし者として動くことになりますが、何故、主人公が選ばれたのかがよくわからないのが痛いです。一応、説明する人がいて「完璧に同調しているんだ」みたいなこと言ってましたが、それは一体なんなんだと思う事間違いないです。

 クライマックスの戦いも周りは戦っていますが、主人公はただ走るだけのアクションも盛り上がることはなかったです。

 とはいえ、テレビゲームがやりたくなる気持ちにさせてくれる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2012/09/28 DVD

監督松山洋 
演出古賀理恵 
中村友紀 
脚本伊藤和典 
出演(声)桜庭ななみ 
松坂桃李 
田中圭 
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