映画【デッド寿司】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 寿司職人の娘さんと人間に襲い掛かる寿司の戦いの話。

●感想

 お寿司に製薬会社だかで生き物を蘇らせる薬が注入され殺人寿司となって人間に襲い掛かるという。井口昇監督らしいギャグ満載で楽しい映画でした。

 主人公は寿司職人の娘さんで父親に反発して旅館の仲居さんとなって働いている。そこへ製薬会社が旅行にやってきて、会社に恨みを持つ元社員の策略で地獄絵図と化すという。
 松崎しげるさんが過去に傷を持つ男として登場して、まさかのシャウトを使うというのが笑えました。そして井口監督らしい状況をそのまま台詞で説明するのがこれまた笑えて、いちいち死ぬ間際とかに自分の今置かれていることを話すので笑えます。
 あとはもう、社員さんとかがコントみたいなことをやってるし。ストーリーもご都合主義だしで、突っ込んだらきりがないですが、どんどんと馬鹿馬鹿しくなっていく展開が凄いことになっていきます。
 寿司が交尾して更に寿司が大量発生しちゃったり。「もはやどんな仕組みかわからない」と言っちゃってるし。完全に話と関係のない場面がいくつもありますが、どれもが笑いのテンションが高いのと90分という短さで乗り切れる映画でした。

 後は食べ物を粗末にしているようにどうしても見えるので生理的に受け付けない人もいるのかな? とも思いました。
 とはいえ、武田梨奈さんのアクションと松崎しげるさんのシャウトがあれば何でもアリな映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2013/07/24 DVD

監督井口昇 
脚本井口昇 
出演武田梨奈 
松崎しげる 
須賀貴匡 
仁科貴 
亜紗美 
村田唯 
ジジ・ぶぅ 
島津健太郎 
手塚とおる 
津田寛治 
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