映画【誘拐の掟】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 誤射事件を起こして警察を辞めた私立探偵がサイコパスと戦っていく話。

●感想

 昔ながらのハードボイルド小説をそのまんま映画化したかのような展開で渋い映画になっていて、世界観はかっこよかったです。仰々しいことは起こらず、ただただ乾いた関係の中で起こっていくストーリー。

 ただお話自体は目新しいものでもなく、相棒となる少年との親交は面白く見れましたが、それ以外は結構退屈でした。第一幕で主人公が断酒会で出会った男の依頼で奥さん殺害の真相を探る話から本筋になっていきますが、そこからが基本は主人公が聞き込みをして次聞き込みをして次、という展開の繰り返しだので個人的には退屈でした。

 断酒会での出会いが物語の幹の部分にもなっていますが、それがあんまり効果的には思えなかったりもしました。

 とはいえ、この主人公でシリーズ化とかしても面白いと思える作風でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/11/06 DVD

監督スコット・フランク 
脚本スコット・フランク 
原作ローレンス・ブロック
出演リーアム・ニーソン 
ダン・スティーブンス 
アストロ 
ダニエル・ローズ・ラッセル 
デヴィッド・ハーバー 
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