映画【レッド・サン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 西部劇にサムライとガンマンが戦ったりする話。

●感想

 西部劇の世界に侍がいるっていう画が独特で、しかも不思議になっておらず三船敏郎さんが様になっているから凄いです。

 チャールズ・ブロンソンさんとタッグを組んでアラン・ドロンさんを追いかけるという流れですが、喧嘩をしながら旅をする2人が面白いです。

 何を考えているのかわからない頭が固い侍の三船さんと三船さんが邪魔で1人で動きたいチャールズ・ブロンソンさん。三船さんを何とか置いていこうと四苦八苦する姿が笑えます。
 喧嘩を仕掛けて、三船さんに柔道でコテンパンにされて「よし、お前も疲れたろう。引き分けだ」と強がりを言ったりするのが笑えます。喧嘩しながらクライマックスは共闘して戦うというバディ・ムービーとしてよくできてると思いました。友情が芽生えていく様子を丁寧に描けていたと思います。インディアンVS三船敏郎という奇妙な殺陣が見れたりできて面白いです。やられ役がいかに大事かというのをこの殺陣で勉強することができました。

 全くの異文化の交流を敬意を持って一生懸命描いている姿勢がよかったです。それに、アラン・ドロンやチャールズ・ブロンソンのガンさばきも最高にカッコよかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2012/03/25 Blu-ray

監督テレンス・ヤング 
脚本レアード・コーニグ 
出演三船敏郎 
チャールズ・ブロンソン 
アラン・ドロン 
ウルスラ・アンドレス 
キャプシーヌ 
モニカ・ランドール 
中村哲 
田中浩 

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