●こんなお話
逃げられた麻薬組織の男を追いかけてフランスで大暴れするポパイ刑事の話。
●感想
なんといっても主人公のドイルことポパイ刑事の魅力が最高のシリーズで彼がどういう行動言動をするのかが楽しい映画でした。
話はフランスでフランスの警官たちにうとまれ、言語とかに四苦八苦しながら、宿敵をひたすら追いかけるという。序盤から潜入捜査官だと知らずに追いかけ回して、その人を殺害されるという大ミスをやらかしてしまう主人公が凄かったです。そこから麻薬組織に捕まって、麻薬中毒にされてしまうという。この捕まるまでが物語に動きが少なく結構長く感じました。バーで飲んだり尾行されたりが続くので特に主人公が自ら動いていくという感じではないのが退屈さの要因だと思いました。
麻薬中毒から立ち直るための強引なリハビリシークエンスもなかなかヘヴィな気持ちになりましたし、クライマックスの捜査シーンも昔ながらの刑事らしい張込みから尾行から銃撃戦になっての路面電車を追いかけてひたすら走る主人公の姿を長く映すのが印象的なクライマックスでした。
普通に刑事ものとして話もできていて安定の1作で続編として十分大成功の映画だと思いました。そして、クライマックスでひたすら走る走る走るのポパイ刑事が印象的な映画でした。そしてラストカットの切れ味抜群の終わり方も最高でした。
☆☆☆☆
鑑賞日: 2019/11/24 NHK BSプレミアム
リンク
監督 | ジョン・フランケンハイマー |
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脚本 | アレクサンダー・ジェイコブス |
ロバート・ディロン | |
ローリー・ディロン | |
原作 | ロバート・ディロン |
ローリー・ディロン |
出演 | ジーン・ハックマン |
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フェルナンド・レイ | |
ベルナール・フレッソン | |
キャスリーン・ネスビット | |
ジャン・ピエール・カスタルディ |
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