映画【正体】感想(ネタバレ)

Shoutai
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●こんなお話

 殺人事件の逃走犯と関わった人たちと追う刑事の話。

●感想

 殺人犯と関わった人たちが刑事と対面で逃走犯の印象を語るところから始まって、その主人公が刑務所で自分で首を切って救急車に運ばれてるときに救命士を倒して逃走。

 工事現場で働く主人公は同僚が現場で負傷したので補助金を国からもらおうと助言をして上司に訴えるけど上司はブラックで断る。そこを主人公が乗り出して2万円もらって同僚に渡したことをきっかけに同僚は主人公と仲良くなっていく。けど報道している逃亡犯なのではとなって警察に連絡しようとしたところを主人公が気付いて逃走。

 東京でライターとして働いている主人公はフリーで頑張ってるけど依頼先の女性は主人公の仕事に感心して求人する。主人公が雨の中でたってるのを見つけて食事に誘っているところなければ家に来いということで同棲生活が始まって仕事も主人公頑張る。女性は父親が痴漢で裁判になって冤罪を訴えるけど有罪になってしまうとかがあったり、ジャーナリストが女性に近づいて同棲しているのが逃亡犯なのではと話したり。警察がやってきて女性は匿うけど警察に捕まって主人公逃走。

 長野の介護施設で働く主人公は新人の女性に慕われてデートをしてそこで動画を勝手にSNSにアップされてそれが逃亡犯なのではとなってみんなびっくり。介護施設にいる殺人事件の生存者の女性の証言を何とか得ようとする主人公。警察が取り囲んで特殊部隊が突入して逮捕されるけど、主人公に関わった人たちが冤罪活動をしたりして警察も模倣犯の殺人事件で逮捕した容疑者が真犯人ではないかとなって主人公の事件について再調査すると会見。改めて裁判をしておしまい。

 主演の横浜流星さんの七変化的なお芝居の魅力があってそれで引っ張ってくれるのと事件の真相を単純に知りたいという興味を持って120分見ることができました。

 ただ日本の司法の問題、警察の捜査のずさんさを描いているとは思いますが。事件の真相はこうでしたとなってもそれほど心に響かず。簡単に死刑になって逃走してそれがひっくり返るのかどうなのかというのを120分であっちへ行ったりこっちへ行ったりするので簡単すぎなのではないかというのと。言っても仕方ないですが、警察が初動捜査をミスって、さらに逃亡を何度も逃がしてという失態っぷりが凄かったです。

☆☆☆

鑑賞日:2025/04/19 NETFLIX

監督藤井道人 
脚本小寺和久 
藤井道人 
原作染井為人
出演横浜流星 
吉岡里帆 
森本慎太郎(SixTONES)
山田杏奈 
前田公輝 
田島亮 
遠藤雄弥 
宮崎優 
森田甘路 
西田尚美 
山中崇 
宇野祥平 
駿河太郎 
木野花 
田中哲司 
原日出子 
松重豊 
山田孝之 
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